ブランドストーリー
アクティブと
上質な宿泊体験を両立する
新感覚アウトドアホテルの
ブランディング

CLIENT
THE FARM スロウマウンテン成田 様
ロゴ / タグライン / web / 映像
ホテル運営を行ってきた株式会社CVSベイエリア様が、従来の宿泊施設とは一線を画す新たなコンセプトのアウトドアホテル「THE FARM スロウマウンテン成田」を展開。約5万平米という広大な敷地を活かした、自然とアクティビティが融合した新感覚の宿泊体験が魅力のホテルブランディングプロジェクト。
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01クライアント概要
ホテル運営を行ってきた株式会社CVSベイエリアが、従来の宿泊施設とは一線を画す新しいコンセプトのアウトドアホテルを展開。
約5万平米という広大な敷地を活かした、自然とアクティビティが融合した新感覚施設「THE FARM スロウマウンテン成田」(以下、スロウマウンテン成田)を計画した。
空間および建物のトータルディレクション/デザインはハイジクリエイティブパートナーの代表・横井慎一郎氏、ガーデンデザイン/植栽設計は緑演舎・大山雄也氏という一流のクリエイターが参画した注目のプロジェクト。 -
02ご依頼背景
この施設の最大の強みは、「多彩なアクティビティ」と「上質な宿泊体験」という、一見相反する2つの価値の共存にあった。
既存のグランピング施設との差別化を図りながら、どのようにして両方の魅力を効果的に伝えるかが課題となっていた。
また、トータルデザインを担当する横井氏の世界観をどのように取り入れるかという点も重要だった。
クライアントであるCVS社、デザイナーである横井氏、そして最終的なユーザーである顧客の3つの視点を考慮したブランド開発が求められていた。 -
03ブランドコンセプトの可視化
施設全体のディレクション / デザインを担当する横井氏は、スロウマウンテン成田をひとつの集落(Village)と捉え、建物のメインマテリアルには、ファームの根源的要素である「土」を採用した。一言で土と言っても、使用する土の種類や建設タイミング、その建物の目的に応じて多様に表情を変える。「目的に応じて異なる多彩な宿泊環境が集まり、豊かな表情を見せる集落」が、スロウマウンテン成田の価値の根幹となっている。
そんなブランドコンセプトを可視化するロゴデザインをThe Companyが開発。
施設設計コンセプトキーワード「土」を含む、施設で感じる豊かな自然(太陽・月・山・風)から着想したプリミティブな演出に、そこでしか望むことのできないコテージやグランピングテントからの景色を表現。施設での非日常なロケーション・体験・ストーリーへ導くイメージを備えたグラフィックと、上質でスマートな名称ロゴタイプによる、一体型のロゴマークを設計した。

複数のご提案の中で不採用となったデザイン(一部)
ブランドの世界観を
つくりあげる
クリエイティブ
ロゴデザインと並行して、スロウマウンテン成田の魅力を訴求するタグライン(キャッチコピー)の開発も担当した。
⾃然の中でありながら、ここでしか出来ない“アクティビティ”と上質な“宿泊体験”を提供するというブランドプロミスを表現したタグラインは、「“自然”をもっとアクティブに。“泊まる”をもっと上質に。」
また、スロウマウンテン成田の公式Webサイトを制作。ファーストビューではタグラインで表した施設の表情をフルスクリーンのドローン映像で表現。訪問者が実際に現地にいるかのような没入体験を提供。没入感あるビジュアル表現と洗練された使いやすいUIデザインの調和を追求した。
開業前から高い注目を集め、「スロウマウンテン成田 OPEN記念特別プラン」の予約受付開始直後から多数の予約を獲得。
自然体験と上質な宿泊を融合させた新しいライフスタイルの魅力を効果的に訴求するクリエイティブ展開となった。



