voiceライフスタイルブランドの
作り方とは? - その3PIANTA×STANZA ディレクター 大山雄也
ブランド立ち上げから5年。グリーンを使った新たなライフスタイルを提案し、現在も成長し続けるPIANTA×STANZA。
同ブランドがどのように成長し、ザ・カンパニーがどのように支えてきたのか。注目を浴びるブランドとその裏方の関係性を余すことなく公開。
Photo_Kazunari Ogawa Edit_Shii Ono
たしかに、僕自信もPSをお客さんと思ってないですよね(笑)俺らのブランドだ、ぐらいの感覚ですよね。
(笑)そういってもらえるとこちらも嬉しいですよ。だから他っていうのを一度も考えたことないし。社内外関係なしにこの活動だったり、PSが歩もうとしている、目指している先に対して共感してくれるいろんな仲間がいて、このブランドもここまで来たと思うのですよね。それを象徴する出来事が、うちスタッフ5人しかいないのに、年末の忘年会になると40人くらいの人が集まってくれるという(笑)いろんな人がいろんなところを支えてくれて、育ててくれたから今のPSがある。そういう認識でいますよね。
本当に色んな人が助けてくれてますよね。やはり外部パートナーと組んでいく上ではスタンスへの共感だったりとか、哲学を共有できるという部分は大事にしてますか?
そうですね。1番大事に考えていますね。哲学を共有できるところは。僕自身はブランドなんて作ったことなければ、必要性も感じたことなかったんだけど、僕は狭い領域の中で深く掘り続けたい人間なので、いわゆる縦軸だけで考えてしまいがちなんです。でもライフスタイルというものはすごく広い領域だから、これには横軸という考えが必要になってくる。そして「今」という旬な部分も大事になってくる。縦となる僕らと横の部分を担ってくれているTCさんとの関係性がすごくやりやすい。
なるほど。確かに大山さんが言う横軸の部分は僕らも意識してますね。
そうそう。横軸でいてくれて、かつその横軸も全部に裾野を広げた薄っぺらいものではなくて、PSがまたをかけているようなファッションだったり、アウトドアだったり、インテリアだったりのちょうど網を張りたいところに対して横軸を持ってくれているから組んでて有り難い存在になってるんでよね。
となると、重なってしまうような質問かもしれないですが、The companyと付き合ってる上での1番のメリットってなるとそういった部分なんですかね?客観性というか。
それだけではなくて、冒頭にお話したとおり全てにおけるクオリティも勿論ですが、僕にとってはそこかもしれないですね。横軸を持ってくれているんで、どうしても狭い視野のなかで深くいこうとすると深くいきながらもあっちに行ったりこっちに行ったりするんですけど、これがはみ出そうになった時に領域を絞ってくれるというのが自分にとっては1番必要と思っているし、そこが1番の価値ですよね。The companyの。
なるほど。僕らも勉強になります。では最後にザ・カンパニーへの率直なご意見を聞かせていただきたいんですけども。辛辣なものでもいいですけど(笑)
TCに対しての率直な意見…うーん。
橘が生意気だでもいいですし(笑)
(笑) それはデフォルトであるんですけど(笑)生意気というか、ズケズケしているんですけど、それが良さでもあって。
なんていうのかな、僕らの業態の性質上かもしれないけど良くも悪くもお仕事をしていない。いい面に動くことも勿論たくさんあるんだけど、お仕事上のコミュニケーションでなくなるときもあるし。そこは一長一短。でもそこがない限りできるものも出来ない場合もあると思うんですよね。
いわゆる、ケンカしないといけない部分があるということですかね?
そうそうそうそう。で、なかなかそういうパートナーというのもいないと思うんですね。特に会社が変わっちゃったりすると。こういう風に付き合えるパートナーっていなくって。だからこそ貴重だなーと感じていて。でも橘さんぐらいかな、そんな人というか関係は(笑)だからこそ、これからも僕らが考えるライフスタイルを自信も持って提案できるんだろうなと思いますね。