遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
新入社員の関口です。
香ばしい、不思議な、人の縁から、昨年末よりThe companyで働くことになりました。
不器用な人間ですが、不器用なりに素直な心で仕事に取り組みたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します。
さてさて、早速、ブログを書くというミッションを仰せつかったのですが、
私は文才に明るくない、というか文章を書くのは苦手なので、
身近な話題として音楽で作文させて頂きたいと思います。
年末年始は家でゆっくり音楽でも、ということで、
以前、本ブログの投稿にもありましたが、音の図書館ジャニスに行って参りました。
たまった金券はきれいさっぱり使い切りたいですし!
今回のジャニスは事前情報無しの視聴無し、完全なジャケ借りスタイルで挑んだのですが、
いや、正に、この盤はジャケット通りのゆるさでした。
Marcos Valle
Previsao Do Tempo
1973年ブラジル産。邦題「天気予報」。
サンバ?ボサノヴァ?ワルツ?のようなブラジルの土着音楽っぽい下地は見えるのですが、
ポップというか、AORというか、、、カテゴライズが難しい、ジャンルをクロスオーバーした音楽です。
作曲にはDeodato、joao Donato、バックバンドにはAzymuthが参加してます。
鉄壁の布陣ですね。
私が最近の気になっている単語「サウダーヂ(和訳:郷愁)」の空気感を全体に感じたのですが、
自分のサウダーヂの解釈が正しいのかはわかりません。
曲のタイトルも秀逸で、、
1.Flamengo Até Morrer (死ぬまでフラメンゴ)
4.Mentira (うそ)
8.Não Tem Nada Não (なんにもないよ)
などなど。
音楽が素晴らしいのはさることながら、作品として隅々まで聞き応え、見応えがあります。
個人的には捨て曲無し、アルバム全体で毒が無く、テンションの上下も激しくないので、
最初から最後まで通して聞ける、バランスの良い素晴らしい作品かと。
最近は狙いを決めてレコードを買ったりCDを借りたりすることが多かったのですが、
やはりジャケ買いは面白い!守るべきカルチャーだ!と再確認した年末年始でした。。
本年もthe companyを宜しくお願い致します。