Culture

2017/01/05
あけましておめでとうございます Disc Review2. Previsao Do Tempo / Marcos Valle

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

 

新入社員の関口です。

香ばしい、不思議な、人の縁から、昨年末よりThe companyで働くことになりました。

不器用な人間ですが、不器用なりに素直な心で仕事に取り組みたいと思います。

何卒、よろしくお願い致します。

 

 

さてさて、早速、ブログを書くというミッションを仰せつかったのですが、

私は文才に明るくない、というか文章を書くのは苦手なので、

身近な話題として音楽で作文させて頂きたいと思います。

 

年末年始は家でゆっくり音楽でも、ということで、

以前、本ブログの投稿にもありましたが、音の図書館ジャニスに行って参りました。

たまった金券はきれいさっぱり使い切りたいですし!

 

 

今回のジャニスは事前情報無しの視聴無し、完全なジャケ借りスタイルで挑んだのですが、

いや、正に、この盤はジャケット通りのゆるさでした。

 

 

 

Marcos Valle

Previsao Do Tempo

 

 

1973年ブラジル産。邦題「天気予報」。

 

サンバ?ボサノヴァ?ワルツ?のようなブラジルの土着音楽っぽい下地は見えるのですが、

ポップというか、AORというか、、、カテゴライズが難しい、ジャンルをクロスオーバーした音楽です。

 

作曲にはDeodato、joao Donato、バックバンドにはAzymuthが参加してます。

鉄壁の布陣ですね。

 

私が最近の気になっている単語「サウダーヂ(和訳:郷愁)」の空気感を全体に感じたのですが、

自分のサウダーヂの解釈が正しいのかはわかりません。

 

 

曲のタイトルも秀逸で、、

 

1.Flamengo Até Morrer (死ぬまでフラメンゴ)

4.Mentira (うそ)

8.Não Tem Nada Não (なんにもないよ)

 

などなど。

 

 

音楽が素晴らしいのはさることながら、作品として隅々まで聞き応え、見応えがあります。

 

個人的には捨て曲無し、アルバム全体で毒が無く、テンションの上下も激しくないので、

最初から最後まで通して聞ける、バランスの良い素晴らしい作品かと。

 

最近は狙いを決めてレコードを買ったりCDを借りたりすることが多かったのですが、

やはりジャケ買いは面白い!守るべきカルチャーだ!と再確認した年末年始でした。。

 

 

 

本年もthe companyを宜しくお願い致します。

 

 

 

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