吉祥寺スターパインズカフェでひらかれたアサラトナイト Vol.14へ行ってきた。
アサラトとは西アフリカの楽器のこと。(興味のある方は4月のブログをご一読!)
いざ、ドアを開けるとそこはアサラトフリーク一色、全員がアサラトを振りまくっていた。
シャカシャカシャカシャカ、圧巻の光景である。
アサラトナイトではラップバトルと同じスタイルで対決が行われ、その年のアサラトチャンピョンが決定する。
それは日本一でなく世界一決定戦と言ってしまってよい。
その証拠にイベントには台湾、中国、イスラエル、中東、インドなどからわざわざこの大会を目当てにやって来た強者達がいた。
吹けば消えてしまいそうなマイナーな楽器だが、日本の先陣の技の鍛錬と地道なプロモーションは着実にシーンを成長させている。
日本はもはやアサラトの聖地で、主催者のPANMANはもはや神の領域に達しようとしていた。
PANMAN曰はく技はまだまだ新しいものが生まれる余地があるらしく、まさしくこの楽器のパイオニアなのである。
そんな楽器はなかなかない。
そして、コミュニティーがアンダーグラウンド感ムンムンなのもおもしろい。
客層はスケーター、B-BOY,、ホーボー、ヒッピー、旅人風情とカルチャー感全開だ。
ライブアクトのストロベリーパンティース、名前はともかく久々に見ごたえあるHIP HOPのライブだった。
LIVEでコールにレスポンスするなんて、何年振りかわからない。
アサラトコミュニティは今とてもいい感度をしている。
おもしろい!
このイベントに来る度に世界のアサラト事情がどうなっているのかを垣間見ることが出来て本当に嬉しく思う。
これからも繋がっていよう。