Culture

2025/09/01
悪縁切ってあとは食うだけ 〜京都・大阪旅行 おとも編〜

 

デザイナー小菅の「悪縁絶ツ!ついでに飲み食い倒れ in京都大阪」に同行しました加藤です。
1日目の〈京都編〉は前回の記事をご覧ください。前々回に続き、京都が今熱い弊社です。

 

2日目。朝から二郎ですか。
昨日の酒が残りつつ行ってみると、平日なのに開店からさすがの行列。
僕は今回が初めてラーメン二郎だったのですが、着席するや否やカウンターとまっすぐ向き合い、黙食を貫く戦士たちのただならぬ空気に妙に緊張し、思わず姿勢を正す。ここで注文(コールというらしい)をゴチャつくような素人感だけは出すまいと思いつつ、やはり一発では伝わらず、難しい。郷に入っては郷に従え。お隣さんの真似をして、ラーメンが来るまでレンゲをお冷の上に乗っけて待機する。これも二郎ルールなんだよね?初めての二郎は、酔いが吹き飛ぶぐらいパンチがあり美味かった。何事も経験。改めて学びでした。

 

 

 

京都から大阪へ。
この日は梅田の銭湯サウナ施設「大東洋」に宿泊。
サウナ好きには有名な場所らしく、こちらも平日なのに観光から出張の方までほぼ満室。
外観はレトロだけど、館内は新しくキレイ。カプセルホテルとはいえ作業ができるラウンジもあり、確かに出張に最適。

 

 

チェックインをして、夕飯までさっそくサウナへ。
男性用サウナは90度、70度、55度の3種類。お風呂の種類も多く、おとな(おじさん)のテーマパークといった感じ。手始めに全種制覇かなと、まずは90度のロッキーサウナ。タオルやサウナマットが使い放題で嬉しい。

その日は甲子園の準々決勝。「横浜 対 県岐阜商」がテレビに流れていた。4-0でリードしていた県岐阜商に対し、8回に横浜が同点に追いつき、そのまま延長という劇戦。延長でも点の取り合いが続き、ちょっとサウナどころではなくなったおとな(おじさん)が休憩所のテレビに群がる。サヨナラで勝利した県岐阜商に拍手がちらつき、ここに小さな絆が生まれた。時計を見たらもういい時間。

結局、テレビ備え付けのロッキーサウナしか入れず、また夜にリベンジしよう。

 

 

1件目は「ヨネヤ」の串カツ。
衣が軽くて食べやすく、種類が豊富。揚げたてのエビに感動し2本目も注文。ここのお店は珍しく?ソース二度づけ放題とのこと。数ヶ月前までしょっちゅう大阪出張に来ていたときは忙しなく、大阪らしいことといえばアパホテルの近くのたこ焼き居酒屋に行くことぐらいだったので、いつ振りかの大阪の味を堪能。

 

 

2件目は「お好み焼き どんたく堂山」。
実は1件目に行こうとして、開店から満席だったので予約して2件目になった。目の前で焼いてくれる熱気と迫力に大阪旅っぽい!と興奮しつつ、注文した豚玉とねぎ焼きは最高すぎた。その後、多くのお客さんが来ては満席状態に帰っていく大人気店。訪れる際は予約必須みたいです。

 

 

2人揃って動けないほどお腹も膨らんだので、大人しく大東洋へ帰る。
サウナリベンジして早めに休もう。旅先の最後の夜だけど、早めに…
ということで、今度はひとりでぶらついてみる。

 

たまたま見つけたのは、こじんまりとした居酒屋さん「家庭料理 華」。
雰囲気が好きすぎる。お母さんがひとりでやっているそうで、目の前にお惣菜がたくさん。お腹は十割ほど埋まっていたけど、せっかくなので煮物とオクラの唐揚げで3件目。常連さんが何名かほど、各々しっぽりと飲んでいる空間がすごく心地良い。かと思ったら阪神が打つとみんなで盛り上がったりして、やっぱり大阪っぽい。ここは大人数ではなく1〜3人ぐらいがちょうど良い。また大阪に来たときは必ず寄っておきたい。旅はチェックインを一度踏みとどまると吉。また学びになりました。

 

 

その後もう1杯だけ別のお店で飲み、十二割ほど埋まった腹でラーメンをすすり、夜も深くなったので大東洋へ。
お風呂やサウナは深夜もやっているのでありがたい(※飲酒後のサウナは推奨されないみたいなのでご注意ください)
深夜1時にしっかりととのい、旅を締めくくりました。

 

最近、悪い縁が巡っているような気がしている方。
京都へお参りの際はぜひ、旅の始まりを二郎で迎えてみてはいかがでしょうか。

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