こんにちは!くわはらです。
突然ですがみなさまは「Blue sky」というアプリをご存知でしょうか?
このアプリはTwitterの元CEOであるジャック・ドーシー氏が支援して開発中の新しいSNSだそうで。
2023年3月ベータ版としてリリースされ、現在は招待コードがないと利用できない試験的な段階のアプリケーションとのことでした。
ご縁があり早速招待をいただいたのでレビューしてみます。
アプリをダウンロードすると、クリーンな空の写真に浮かび上がるBlue skyの文字。
コードを入力すればいよいよBlue skyを楽しむことができます。
使用感は全く、数年前のTwitterと一緒!
デザインや、タブ、通知など、あらゆるところがまるっとTwitterという感じです。
リストなどの高度な機能は、これから実装されるとの事。
まだ利用者も多くないため、この静けさがなんだか心地よくもあります。
Twitterにない機能や、際立った特徴は全くなく
現在は利用者から希望をとって、順次アプリケーションに反映している段階。
一度に呟ける文字数は256文字で、現在のTwitter140文字の上限と比較するとかなりボリューミーに感じられます。
(Blue skyは文字数上限を300文字に拡張する計画も立てているそう)
Twitterでは140文字という短い文章の中で、自身の考えを表明することにより
認識の齟齬や勘違いが起きて、度々炎上を起こす事案もあるためそういった事象が少々減ることもあるかもしれません。
ちなみに、フォロワーを見る限り現在の利用者は英語圏の方が多そうでした。
そしてBlue skyに「現在ない」ことが逆に特徴とも言えるのが「ハッシュタグ」機能です。
Twitterでは現在、ハッシュタグをつけてツイートをすることにより
検索にかかりやすくしたり、同じ考えを持つ人を集めたりすることができる仕様となっています。
噂によると、ジャック・ドーシー氏はTwitterを制作したことの中で
「ハッシュタグ」機能や「いいね」機能を実装したことを後悔していると言われているそう。
ドーシー氏は「Twitterというものが企業により運営されている状況をよくないと思っている」と捉えられるツイートを数回しておりマスク氏に買収された後のTwitterの在り方を疑問視しているようでした。
クリーンでシンプル、広告や余計な表示のない現在のBlue sky。
Blue skyは、かつて広告や企業の思惑に捉われることなく、
自由なプラットフォームとして存在していたTwitterを取り戻すために開発されたドーシー氏のためのSNSだと言えるかもしれません。
ここ数ヶ月、不具合やあらゆる噂の飛び交うTwitter。
Twitter社公式による不当なアカウント凍結や、利用制限、トレンドの意図的な操作や一部課金制度の導入などによりその信頼感は揺らぎ始めている、
と言っても過言ではありません。
SNSが生活に浸透しだしてから早十数年、
常にトップを走り続けていたTwitterの牙城が崩れる瞬間が訪れるのでしょうか。
Bluesky正式リリースの暁にはどのような戦況となるのか、非常に楽しみです。
それでは!