Culture

2026/10/19
第2の地元で初神輿

Screenshot

ご無沙汰しております♪
インターン生としてアシスタントで所属している、石塚です。

だいぶ秋が頭も尻も隠さなくなってきましたね。(夏が時々出しゃばりますが…)

先週末の9/12,13、ある街で大盛り上がりを見せたイベントに参加してきました。

そのイベントというのは、「吉祥寺秋祭り」。

武蔵野市の町内ごとに神輿を担いで、1日かけて街をまわるというもの。

生まれてから22年と少々。

海と山に囲まれた地元にも毎年お神輿や、盆踊りがあったのだが

「出る側」として参加した記憶が全然なく、結構寂しい人間として生きてきた。

カルチャーや祭りが大好きで地域を大事にしている橘さんに「だからさぶいんだよ」と言われそうだが()、実際そうである。

地元でお祭りっ子として育たなかったからこそ、今、このお世話になってる杉並区、武蔵野市でそういうものを実感したいと思い参加することにした。

自分がよく飲みに行くお店のスタッフと常連さんが特に、その地域に根強いルーツを持っている方ばかりで、せっかくなら出なよとワイン片手に誘ってくれた。

どうやら足袋を買わないといけないらしく、LINEグループへ詳細が送られてきた。

基本的に白か黒

履き物は足袋

股引き

鯉口シャツ、ダボシャツ

Tシャツ・短パンでもOK

浅草の中屋本店で買うのが良いと。

初の祭りで、右も左も、前も後ろもわからないままとりあえずそのお店へ行ってみた。

どうやらエアー足袋という踵部分に空気のクッション(NIKEのエアーマックス的な)が入っているのがおすすめらしくそれを手に取った。

ただ、心配性のわたくし。白か黒かどちらでも良いと言われているが、祭りと言えば白のイメージが強く、でも自分がすでに持っている短パンは黒色(足袋の色は下半身に履くものに合わせるのが通常らしく)で、30分ほど長考。

結局黒色を購入したのだが、当日まで白ばかりじゃないのかとドキドキではあった。

最小限ではあるが、祭りの準備をし、実は直前に体調を崩しながらもなんとか当日を迎えることができた。

当日、まず初めに立ちはだかったのは、なんといっても集合時間である。

普段から、遅刻気味…である私には、どんなに近いとはいえ、9:00集合は京都大学に受かるくらい難しいことである。

あんの上、早朝の腹痛に耐えれず10分遅れて到着。

やっべえとか思ったけれども、どうやら着いてない仲間も多々いるらしい。

とりあえず、荷物を置いて着替えに行く。

今までこんなに足を出したことがあっただろうか…という不思議な感覚になりながら

半纏を羽織り、準備万端。

神輿を置いている神社へと移動し、出発まで30分ほど時間があったため、顔見知りの仲間とコンビニへエネルギー注入。

後輩パワーを発揮し、ファミチキと黒豚まんを奢ってもらい、ビールと一緒に流し込む。

気合い十分。

時刻10:30。神輿出発。

私は、神輿中央の前から2番目で担ぐことになった。

最前で担げることが嬉しかった。

神社の鳥居をくぐり抜けてすぐ、その場で足踏みをしながらとにかく声を出した。

「さあ < さあ << さあ <<< さあ!よいしょ!よいしょ!よいしょ!」

なんかこの地域のこの界隈の人たち、よくこれで飲みのコールしてたな思ったら、

なるほど、彼らもまた、飲み人であり、祭りにアツい漢たちであり納得。

コール()が終わると、神輿を天に上げろー!叩けー!と言われた。

これ、自分的びっくりポイント。

神輿って叩くんや。叩いてええんや。

神輿の担ぐ部分の組み木を、手のひらで思いっきり叩いた。

拍手してるような感じで、新鮮だった。

四方八方から、仲間たちの叩いてる音も聞こえてきて、鈴や飾りも揺れていた。

とても神秘的な光景で、自分にはスローモーションのように見えた。

そこからは道路へ出て、進み始めた。(この日のために道路の片側を規制したり、広い道路については警察が同行しながら、ロープでその範囲を規制していた。地域総出で、これが町興しかと実感した。)

この日の天気は、普段なら、あいにくと呼ばれそうな曇り。

確かに陽の光は浴びたかったが、過ごしやすく、この瞬間に集中できたので、OK。

30-60分ほど担いで、小休憩。

気温は高くなかったものの、じめっとしていて、蒸し暑く、休憩でもらったお茶が体に沁みた。

まだ、午前か、ここから夜の19:00ごろまで担ぐらしいから、割とハードかもしれんなと

どうでも良い心配をする余裕はまだまだあった。

とにかく吉祥寺の北側を練り歩いた。

気づいたら、朝の集合場所に戻ってきて、お昼が始まった。

まあレモンサワーときゅうりの一本漬けが美味かったくらいかな。

余計な心配とは裏腹に、物足りない感じが残りつつ午後を迎えた。

午後のコースは午前に比べて、距離や時間が伸びるらしく、

流石に担ぎごたえがあった。

毎回の給水スポットで出される麦茶は、毎度毎度人生1の麦茶を更新していった。

全力で声を出し、足を上げて。

午後の初めには、セレモニーもありこんなふうに盛り上がりを見せてた。

Screenshot

1番ハードだったのは、17:00を回ってから。

日も暮れてきて、祭りも終盤。(とはいえまだ2時間強はある)

疲れた身体を置いていくように、熱気はどんどん高まる。

掛け声も入り乱れていく。

リズムを取り戻すように、神経を使いながら声を出す。

陽が落ち始めてるというのに、汗が出る。暑い。熱い。

午前とは変わって、商店街周りの狭い小道を曲がり、曲がり、進んでは曲がり。

どのくらい担いだのかは、わからない。

ただひたすらに担いだ。

ただひたすらに。

日も完全に暮れ。

空は深い青に染まった。

ここからの休憩もかなりアツかった。

小休憩初の、食べ物とビールが出てきた。

ミニビールとチーズが真ん中に入った煎餅、エビの煎餅を手に取り口に頬張った。

くぅぅぅぅ。沁みるぜこれは。

今日まで一度も話したことのない仲間と乾杯を交わし、その時間に浸った。

午後、動けなくなったら嫌だなと思い、まともに昼を食わなかった私は

ミニビール3缶、三ツ矢サイダー1缶、ありったけの煎餅を平らげた。

まあお腹は重くなったが、取れていなかったエネルギーを補給できたような気がして

さらに気合が入った。

ありがとうございました!!と大きな声で感謝を伝え、次のスポットへ向かう。

次のスポットもかなりというか、1番アツかった。

居酒屋さんが小休憩を用意してくださり、

なんとポテサラに、ポテトに、唐揚げ。

ここに来て、飯だ。

ハイカロリー万歳。

冷たいポテサラと、ポテトと唐揚げの塩気が、エクセレント。

唐揚げ2つ食べちゃってごめん。(早い者勝ちだったため、山盛りの唐揚げも速攻の売り切れだったらしい)

ひとくち知り合いに分けて、心も胃袋も脳みそも満足。

朝の集合場所であり、ゴール地点である場所へ向かう。

ここが1番ハードである。

確か19:00くらいに着いたっけな。時間はあまりわからないので体感で。

ゴール場所の目の前の道路に到着すると、その道路を右往左往し始めた。

神輿の担ぎ手たちはぎゅうぎゅうになりながら、右往左往。

端まで行ったら、皆で180°担ぎながら反対方向を向き、とにかく進む。

また、端まで行ったら、その場で担ぎ直して反対方向で。

足はぶつかるわ、リズムは乱れるわ、とにかく入り乱れているが、声は誰も途切らせなかった。

そのまま何往復したかはわからない。喉もカスカス。

30分ほど同じ道路を往復して、ようやく神輿を下ろす。

半端じゃない疲労感と、達成感と、仲間との一体感を味わった。

楽しかった。ただただ、楽しかった。

祭りって、こんな楽しいんだなと。

そして、こういうふうにみんなで一つになるから、その地域や仲間を大切にしたいと思えるんだと。

打ち上げでも沢山飲みつつ、沢山食べつつ、騒ぎつつ。

翌朝起きたら、なんか肺が苦しい感覚。

どうやら、声を沢山出すと、筋肉痛のようになってこうなるらしい。

声も若干カスカスで。

それすらも愛おしかった。

来年もまた出たい。


Contact

制作に関するお問い合わせ